エイズウイルスの増殖を抑え、身体の免疫機能を失わないようにコントロールします。

ジドブジンとは

一般的にHIV感染症やエイズには特効薬が無いと言われていますが、ウイルスの増殖を抑えてエイズの発症を抑えたり症状を軽減する為に使用される「抗HIV治療薬」は幾つか存在しています。

 

中でも「ジドブジン」はエイズウイルスの増殖を抑え、エイズが発症するのを予防する効果が高い薬として知られています。

 

エイズはHIVウイルスが体内に侵入し感染する事によって起こる病気ですが、体内に侵入したHIVウイルスは白血球をはじめとした「免疫系の細胞」を破壊しながら少しずつ増殖していきます。HIVウイルスの増殖を放っておくと次第に身体の免疫力が低下し、数年~十数年の間に「エイズ」を発症して重度の感染症に罹患し易い身体となってしまうのです。

 

しかし、ジドブジンを使用する事によってエイズウイルスの増殖を抑え、身体の免疫機能を失わないようにコントロールする事が可能となります。

 

ただし、ジドブジンにはHIVウイルスの増殖を抑えたりその数を減少させる効果は見込めますが、HIVウイルスを完全に死滅する事は困難なのでエイズを発症させない為にも生涯に渡ってジドブジンによる治療を続ける必要があります。

 

 

ジドブジンの使用法と副作用について

ジドブジンはHIV感染症に有効な抗HIV治療薬として国からも認可されている薬ですが、使用する場合は一日に「500mg~600mg」のジドブジンを2回~6回に分けて服用する事になります。

 

ジドブジンは経口摂取による服用が基本なので手軽にHIV感染症の治療が行えますが、幾つかの副作用も認められているので注意が必要です。

 

ジドブジンは抗HIV治療薬としての効果は高いですが、稀に「血液障害」の副作用を発症するケースも認められています。

 

たとえばジドブジンの服用を続けた事によって白血球や赤血球、血小板などの血液を構成する成分が異常に減少し、身体に倦怠感や皮下出血といった症状が現われる場合があります。

 

そのため、こうした症状が現われたらすぐに使用を中止し、担当の医師に相談する事が大切です。