エイズウイルスを体外へ排出する効果で、症状を軽減するだけでなく改善させることが期待できます。

プロストラチンとは

一昔前まではHIV感染症やエイズと聞くと「不治の病」というイメージが強かったですが、最近ではHIVウイルスの研究も進み多くの特効薬が開発されています。
当サイトでもジドブジンなどをご紹介しています。

 

中でも「プロストラチン」と呼ばれる抗HIV治療薬は免疫細胞内に侵入したエイズウイルスを細胞の外へと排出し、HIV感染症の進行を抑制するだけでなく発症してしまったエイズの症状を改善する効果が高い事で知られています。

 

プロストラチンはサモアに自生する「ママラ」と呼ばれる樹木から作られる抗HIV治療薬です。
ママラの樹液には肝炎などを改善する効果も認められており、先住民の間では古来よりママラが薬として利用されてきたとされています。

 

薬効豊かなママラの樹木は先住民の間で伝統的に薬として利用されてきましたが、近年の研究でママラに含まれるプロストラチンという成分がエイズウイルスに効果を発揮する事が判明し、高い注目を集めています。

 

現在では研究が進んだ事でサモアに自生するママラの樹木からプロストラチンを抽出するだけでなく、人工的な合成も可能となっています。

 

 

プロストラチンの概要

プロストラチンには免疫力を司る細胞に潜伏感染したエイズウイルスを排出する効果や健康な免疫細胞にエイズウイルスが感染するのを阻害する効果などが認められています。

 

そのため、日本ではこのプロストラチンを原料として製造された薬が「抗HIV治療薬」として認可され、HIV感染症の治療や既に発症したエイズの治療に役立てられています。

 

これまでHIV感染症や既に発症してしまったエイズに対しては、抗HIV治療薬を継続的に服用して体内のウイルス増殖を抑制して症状を軽減させる事しか出来ませんでした。

 

しかし、このプロストラチンにはエイズウイルスそのものを体外へ排出する効果がある為、症状を軽減するだけでなく「改善」させる事が期待できるというわけです。