エイズウイルスの起源はサルだった

エイズウイルスの起源

 

エイズウイルスがどこからやってきたのか、最近になってようやく推察ができるようになってきました。
ハーバード大学の研究チームは中央アフリカに生息する、「アフリカミドリザル」から、エイズウイルスに似たウイルスを発見しました。
このウイルスをSTLV-3といいます。
また同研究チームは西アフリカの健康な人からこのウイルスに良く似たウイルスを発見し、STLV-4と名づけられましたが、人に感染しても病原性はありませんでした。

 

さらに同地域で別の研究チームは、人の血液から先ほどとは別の、2種類のウイルスを発見しました。
これらはLAV-2、SBLと名づけられ、人に感染すると免疫不全を起こすものでした。

 

アフリカミドリザル

 

 

この一連の発見によりこのような推察が可能です。

 

これらのウイルスは、始めアフリカミドリザルの体内でおとなしく寄生していた。

しかしある時突然変異をおこし、人に感染するようになった。
※つまり動物ウイルスが人ウイルスへ変化したということです。

当初は感染しても何も病原性は示さなかったが、
ある時さらに変異し、人に害を加えるようになった。
※ここからが感染すると免疫不全を起こす、というものになります。

それでもまだ感染力は弱く、アフリカに留まっていたが、
またさらに進化を重ね感染力が前よりもある、現在のエイズウイルスは誕生した。

というものです。

 

エイズウイルスは非常に変異しやすく、これからさらに進化する可能性があることに注意が必要です。

 

⇒エイズウイルスを人類が発見したとき