HIV治療の現状とは

HIVの治療

 

HIVを消す薬は今のところありません。
感染からエイズ発症まで10年ほどあることは、これまで述べたところです。

 

近年、感染から発症までの期間や、発症から死にいたるまでの時間は延びてきています。
治療法としては、エイズウイルスの増殖そのものを抑える方法と、
合併症の発症や進展を抑える方法の2つが一般的です。

 

HIVの増殖を防ぐ薬は長期的で副作用を伴います。
ただ、免疫不全が進んでいる場合ですとなかなか治療が難しく、
特に病変が広がったものにはあまり効果は期待できません。
早期治療、予防治療が非常に大切です。

 

エイズ感染者はこのような理由から、頻繁に病気をチェックし、
たえず感染症に対して警戒しなければなりません。
エイズの治療は、重症出ない限り、外来で行われています。
普通の生活をしながら治療を行うというのが原則ですが、
日和見感染症が出るような状況では普段の生活はなかなか困難です。

 

⇒日和見感染について詳しく見る

 

細胞内への侵入を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。
HIVに感染した人の体内からエイズウイルスを駆逐することのできる治療法ができれば、
それが最良の方法といえます。
現在様々な研究が進められていますが、決定的な薬の開発には至っていません。