母子感染の原因と回避方法

母子感染

 

母子感染とは、HIV感染している母親から産まれてくる子供に、HIV感染してしまうことです。女性のなかには、そのせいで子供を諦める方も少なくありません。

 

ではこの母子感染は防げないのでしょうか。

 

HIVに感染した女性から産まれた子供が、やはりHIVに感染していることは少なくありません。欧米やアフリカなどのエイズ流行地では、この母子感染が相当数を占め悲劇を生んでいます。

 

このような胎児期の母子感染を完全に防ぐ手立てがないのが現状です。
しかし全く防げないかというと、そうではありません。

 

母から子へ感染する経緯として、胎盤内で感染する場合と、
出産時に産道で感染する場合の2つのパターンがあります。

 

胎盤は母体と胎児の血液が薄い組織で隔たれているだけなので、
ここでの感染を防ぐのは非常に難しいということがいえます。
しかしHIVに感染した母親の胎児に、この胎盤内感染することはそう多くはないと推定されています。

 

産道感染ですが、帝王切開という手段を行うことで感染を防ぐことができます。
ですのでHIV感染した方の出産は、帝王切開によるものが望ましいということがいえます。

 

ご家族、パートナーとよく相談したうえでどのような方法をとるのか、よく考えてみてください。

 

⇒HIVの感染からエイズの発症までには段階があります